【人生】調布の青木さんの話 青木シリーズその2

前に京都の青木さんの話を書いた。
今度は調布の青木さんの話を書こうと思う。

青木さんは、私が24で会社を首になって、仕事を探していて、拾ってくれたデザイン会社の社長さん。ライターをネットで募集していて申込みをしたのがきっかけ。当時国分寺に住んでいたので、調布が近いような遠いような・・・。(中央線と京王線が、まじりあわない・・・)

とにかく、青木さんは、ポジティブで、仕事大好き人間。休みなく(自営業のサガですが)働いていて、楽しいことをいつも考えている。

青木さんが、不動産王のおじいさんを紹介してくれて、私は勤めていた会社を辞めて、起業することになる。

当時電気の新聞のライターをしていたのだけど、編集長と思っていた会長さんは、不動産をいくつかお持ちで、このときに、このかたからの刺激をかなり受ける。「いいかい。株はいいものだよ。株を買いなさいよ」と会長はおっしゃっていた。たぶん京王電鉄の株をたくさんお持ちだったと思う。インフラの株は強いよね・・・

で不動産王が持っていた聖蹟桜ヶ丘の物件を借りて、仕事をはじめるわけであります。

そうだ。起業っていうとぎょうぎょうしく聞こえるけど、我々の場合は、たんに、有限の登記をしたというだけ・・・。生活をしていくだけの基盤があったわけでは決してない。

で、当然家賃がはらえないよーということになります。(当時、20万/月 払うようにいわれていたと記憶する)ゴキブリがでるし、電車はうるさいし、下水があがってくる古い古い物件で不満はいっぱいあったのでいつか引っ越ししようと思っていましたが。(そして実際引っ越ししていますが)

あ、青木さんの話からずれてしまった。

そう。青木さん。

ひょうひょうと、長いものにまかれるような風情で実はまかれない。

この前会う機会があって、すごく久しぶりに調布のカフェで会ったら、なんとまあ、お孫さんがいらっしゃるとのこと。月日が流れたことを実感しました。。。

この、青木さんは、私のターニングポイントにいつもいる人なのです。


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