「くらい」の効用

 高校時代に回転すしやでバイトをしていました。


これは先日いったはま寿司のさんまです。


回ってない注文があったらお知らせください みたいな感じで(オンタイムなら、人気のものはガンガンまわすのだけど、それ以外の時間だと注文制)注文をとるのだけど、「まぐろ5皿くらい」「かっぱ巻き3皿くらい」などと注文する人が結構いた。


「くらい」とはなんだ!


と、私も思ったけど私は高校生だしバイトだし「くらい」は聞こえないことにして、言われた数字の数をそのお客さんにだしていた。


のだけど、握り担当していた人で、(少々やんちゃな様子な人だった)「くらい」がどうしても許せない人がいて「くらい」って何すか? と毎回(くらい、っていう人は毎日1人くらいはいた! このときの「くらい」の使い方は正しいはず)この兄ちゃんにあたっちゃうと問い直しされる。そーらそうだよね。くらいってなんだよ? でも、注文した相手は「くらい」にたいして思いはなくて、なんとなくつけちゃっただけだから、「くらい」とは何だと聞かれてもなんだとはなんだ? というしかなく。「くらいくらい論争」勃発。


いまだに「〇〇くらい」ということばを聞くと、あの暑い夏の日の高校のときのバイトを思い出す。がんばってたなー私。いったい何にお金つかってたんだろうなあ。

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