ずいぶん前の話ですが・・・セミナーをやっていたときのこと

人前で話をすること

桜ファーイーストをスタートさせて間もない頃、16年ほど前、精油について認知を深めたい、自分の勉強にもなると思って、多摩市(当時聖蹟桜ヶ丘に事務所があったので)で香りある生活プロジェクトをスタートさせて、地道に市民活動として会員を募ったり、自分が先生になることもあれば、知り合いにお願いをして先生になっていただいたりして、セミナーを行っていました。


インド洋を眺める二人


最初は月に2回も! やっていたんです。
手紙を出して、連絡をいただいて・・・0からのスタートでした。

誰もこない日もあったし、大きめのセミナー(海外から先生がきたタイミングでセミナーをやったときなど)だと多摩市以外からも参加者さんに足をはこんでいただけることもありました。

AOFでやらないと決めていること


セミナーっていうとなんか、モノ売りつけられそうだし怖い感じがしますが、まあなんていうかワークショップみたいな感じです。(私の信念で、絶対に連鎖販売はやらない、相手を恐怖に貶めて(保険勧誘みたいに)買わせることはしないというのがある。自分がやられて怖いことはしない。自分の会社の自分のブランドにおいては絶対それは許さない)



自分がやられて怖いことはやらない


恐ろしいセミナー講師


その中ですごく辛くて辛くて大変なセミナーがありました。
先生とは知人の紹介で知り合いました。とくにその先生と私は接点もなかったのですが、知らないうちに(これが問題だよ!!!)セミナーをやることになりました。

セミナー設定した日の3ヶ月くらい前にどのくらい人が集まってるのか? と聞かれたときには実に驚きました。え? とりあえず、私だけだけど・・・てか3ヶ月前ですけど・・・

なんでもかんでもが上からの命令形で(と、私は感じた)「私は忙しくてこの時間しかとれないから、この時間にあわせてスカイプで連絡してくるように」、とか(え? こっちに都合は???)材料は送るからいくら振り込んでおけとか(わざわざ海外から送ってくれなくてもいいような素材もあった)なんだかいろいろよくわからない。

どんだけあなた偉いんですか!?!?!?

メールが来るたびに怯えたし、できることならもうやりたくない、投げ出したいと正直思っていました。これはなんの苦行なんだよ??? と。

そのときは、苦行だ、私には修行が必要なんだと思って仕方なくやったけど、今だったら、怖いって感じた時点ですみませんが・・・ってやめちゃうと思う。全然楽しくない。私がやってるセミナーで私が楽しくないってどういうこと???

自分から強いラブコール送って行ったセミナーは今でも隅々まで思い出せる楽しい会になったけど、この苦行に関しては、苦い思い出。

何がいいたかったかというと、楽しくない、辛い、怖いって思ったことはやらないっていうことです。やりたくないからもうやらないということ。

もうあとに引けない状態になっちゃって辛くなっても私が我慢すればいいんだ、みたいのが過去にいくつも、思い出せばあるんだけど、乗りかけた船になっちゃったときでも、自分の心にきいてみる。

これ、私のやりたいこと? 心から楽しんでる?? 

と。そうでないときは、交渉して楽しめる方向にもっていく(それをやって可能な話せばわかる相手なら)もしくは、もうやらない、やめる勇気も必要。そういうしがらみがいやで、会社勤めをしない立場を選んでるのに、相変わらずそうやって何自分で呪縛にあいにいってるんだろう? と。

別件でこれまた会社作って間もない頃。
音楽のイベントをこれまたやるってことに(いつやるって私いったんだろう? これまた覚えてないのが問題)

気がついたらやることになっていて、日時も決まっていて(だから私はたいしてやる気もないのに、グイグイこられて引っ込みがつかなくなったんだと思う・・・)

そして、自分が興味のある分野ではなかったのでさっぱり集客ができない。だいたいどこにむけて集客したらいいのかもわからない。こんな状況。でも日がどんどん近くなる。(おえ~~、もう辛くて吐きそうだ)ということもあった。結局人があつめられなくて、ごめんなさいをしたら、3万円要求された。(そもそも音楽だけききに一人3000円位設定してた?? 10人も到底あつめられないんだけど、それって私、かりに10人死ぬ気であつめても、場所代とか自分のはたらきに関しては完全なる持ち出し)キャンセル料だといって。これ事前に聞いてないし、そもそもお願いした記憶がないから非常にいたい出費だったけど、とにかく払うものはらって逃げた。もうやだ、絶対やらないって思って・・・こういうのが多すぎる気がする。

相手のペースに飲み込まれて変だな? これ私、お願いしたっけ? なんで私がやることになってるんだろう?? みたいな事案があったら、いちど立ち止まって、被害者の意識を捨てて(もう逃げられない、自分が悪いんだ!! みたいに思うことが被害者意識)もうやりません、っていってもいいんだよ、と思うのでした。(ときと場合にもよるし、いい大人がそれやっちゃだめだって言われるかもしれないけど、平等な人間関係ができていないからそう感じるのでしょう。だったら平等になれるまでまたないと自分を追い詰めてしまう)

香りある生活プロジェクトに関しては去年のみかんの花関係から活動していません。いろいろあって、いちどたたもうと思っています。17年ダラダラとやってきたけど、いい節目なのかなと。令和になったことだし。

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