濃いとか薄いとか

人の感覚なので、濃いとか薄いとか(香りの話ですよ!)はまったくあてにならない。

安いメーカーの精油かったときは、なんか「薄い」気がするし、高いのをかったときは「濃い」気がする。

その薄いと感じるのは「100%なら濃いはずなのに、なんか薄くない? うすめてない? ははーん、安い理由はそれだったのか」と紐付ける。

なんとなくそれで腑に落ちる。

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ちょっとまったー。

薄めたから薄く感じる、ご尤も。だけど、揮発性の精油の特性ゆえに、揮発する溶剤で薄めたときは、ぱーーんと香りがとびだしてきて、逆に「強く」感じることもあります。

ほんとうは100%の精油なんだから、濃いも薄いもないはずなんだけど、瓶からかいだ香りで「濃い・薄い」判断しても、実際はどうなのか? というところです。

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アメリカのおじさんでDR Papas さんというかたがいらして、もうずいぶん古くから精油やさんやってるのだけど、他メーカーのインチキを公開処刑にするのが好きで、じゃんじゃん晒している。でもこのおじさんはちゃんと科学的(化学)にチェックしていて、自分の鼻でかいだ感覚だけで「薄い! けしからん!!」とやっているのではく、分析かけてこの成分が通常より多すぎ、だのこの成分で薄めてるな! などと突き止めている。

この薄い濃いの問題考えると高山先生を思い出す。高山先生は市場のほとんどの精油は偽物だっていってた! 何を根拠にその数字をひっぱってきてるのかわからないけど、全部偽物! だっていってた。サンダルウッドなんて精油もってるだけでありえないらしい。(それでもめて喧嘩したことがあった。だってすごいざっくりなんだもの。市場の全部って・・・)

精油ひっぱってきている会社がうすめてるかもしれない、さらには農家でうすめてるかもしれない、疑ったらきりがない。。。

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それはそうと、この前ネパールの投資セミナーに参加してきた。投資の中には精油も入っていてイギリスの会社が精油販売を目的にネパールに進出して、レモングラスを栽培、蒸留しているらしい。へーーーレモングラスねー--って思った。

AOFでもヒマラヤ系の精油をいくつかUPしました。





フランキンセンス(いくつか種類があるけど、リンク先のがネパール産)

ネパールって海抜60mから8000mまであるからなんでも育つんだっていってたけど・・・海抜80000mっていうのは人も生息しないんじゃないかなと思ったり(^^;; シャクナゲはかなり高度で育つそうです。

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