危険とか危険じゃないとか

今日、アルジェリアの経済セミナーに参加していて、はーと思ったこと。

アルジェリアの偉い人たちがきていて、アルジェリアはこういういいところがあります、ぜひ投資してください、ということをプレゼンテーションしていた。

それを受けての参加者質問の時間。

一人のムッシューが尋ねました。「あなた方はいいことしかいわない。今外務省の渡航情報をみているが、安全といえるのか? いえないのではないか?(数年前の日揮の事件のことをいっているのだと思う)」←興奮気味で

その質問に返答したアルジェリアサイド。(見事な切り返しだった。女性の担当者)

「ニースでテロがありました。フランス全土が危険とお考えか? 911テロがあった。アメリカは危険だから渡航すべきでないとお考えか? 日本でもサリン事件がありました。安全ですか?」

すべてがここで語られている。女性がよる帰宅しても大丈夫らしいので、まあ、東京くらい? なのじゃないかしら。東京だって毎日事件がどこかで起きてる。起きてるけど、10人中9人が事件にあっているわけではない。危険は世の中にあちこちにあるのだ。危険危険といって、日本の自宅にいたって階段からころがりおちて死ぬことがあるかもしれない。

最近聞くポッドキャストで旅行をずっと続けている人がいて、子供もつれていくという話をしたら「そんな危険なことがよくできるな」というお叱り? のメールがたくさんくるらしい。それに対して「いったこともないのによくわかりますね?」と返していたけど今回のムッシュー(70代くらいかな)の質問にも同じことがいわれていた。いってみなけりゃわからない、って。

私もはじめてポーランドにいったとき、どんな国なのか情報がなくてどうしよう!?と思ったけどいってみたら、夜歩いていて怖いのは野良犬だった。今はどうかしらないけど当時は結構野良犬がいた。わりと大きいのがハアハアときたら怖い。

まあこれもいってみなけりゃわからないってことで・・・

で、アルジェリアに思いをはせて・・・会は終了した。午前中のセミナーだったので終わったらこんな感じで軽食が用意されていた。





ものすごい甘いごまのおやつ。アルジェリア商団の人たちもつまんでたけど、ここでアルジェリア料理たべちゃうより、外でて天丼でもたべたほうがいいんじゃないのかな!? と余計なことを考えてしまった。いや。ここでつまんで天丼も食べるのかな。せっかく遠くからきたアルジェリア団のみなさんにはぜひ楽しい旅行をしていってほしい。

ミニ知識 アルジェリアの平均労働年齢は27歳ですって。若い! それでいて、大卒インテリが多いとのこと。アフリカで一番大きな国。ポジションとして、ヨーロッパのアクセスがよい。

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