善人セディ的な生き方と人でなしミーナの生き方

セディの母親は、義父に嫌われていて「アメリカのヤンキー」ということで、下品でなんとかでって。。。でも、清らかで(!)人の悪口はいわない、くそじじいに何いわれても(金のために? ではない。清らかさゆえに・・・)セディーに悪い情報を与えない。
ミーナはトム(息子)をまんまと伯爵の孫に仕立て上げるためにいろいろなことを画策して、いいところまで上り詰める。(最後でこけるんだけど)

セディ的な生き方は正直疲れるんじゃないかと思ったり、もしくは、もう自分は後回し、みなさんにお役に立てれば幸いです、お金もいりません、みたいな感じだと逆に楽なのかと思ったりするわけです。(金はじいさんが持ってるから自分は困らないんだけどね・・・セディ)

ミーナは奔放で自由でやりたい放題。こういうのが近くにいると振り回されて大変なんだけど本人はやりたいことやって満足で、一緒にいる人たちがストレス抱えるけど本人はいたって幸せなのかもしれない。

ただし。ミーナみたいのをうっかり会社がやとってしまうとそれはそれは大変らしい。すべては人のせいにするし、自分はいつも正しいし、平気でうそをつくし、やばくなるととんずらするし。腐ったリンゴが1つ箱のなかにあるだけで全部のりんごが悪くなっちゃうというたとえの一つ。

ああ、子供向けのミュージカルだっていってもいろいろ考えさせられるものです。

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