【香り】くさくないとクリエイティブになれないの

最近、天才バカボンを復習でみている。

そこでみた話。

第3話B 「夕焼けは赤いドレスのマドモアゼルなのだ」

この話はなかなかニオイの関係の人としては興味深い内容。

まず、ママが夢中になっている小説。美しい文章を奏でるこの小説家 花山かおる先生。

「イメージとダニは、汚くないと沸かないのだ。」(パパ)

そう。パパは花山かおる先生に、すごいニオイのおでんを通してであう。おでんをパパが作っておぞましいものができてしまったので外に捨てに行こうとしたときに、この小説家先生に出会うのです。

で、その誰もたべない大失敗のくさいおでんを、それをください! はい、あげます! となって、花山先生は食べつくしちゃう。

花山先生のおうちは、すごいにおいのゴミ屋敷。でもその中で素晴らしい文章を奏でる。
女性ファンが多く、ファンは花山先生も素敵な人に違いないと思いを寄せる。

すったもんだの末、ママが花山先生のおうちをきれいに掃除して花までかざっちゃう。

そうすると、あら不思議。花山先生、きれいな文章を奏でられなくなる。きたない文章しかかけない。

というオチでした。

たしかフリードリヒ・フォン・シラーは腐ったリンゴを嗅ぎながら詩作をしたといっていたけど、あるクリエイティブスイッチを押すにはニオイ(それもとても独特な・・・)が必要なんじゃないかと思う。


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