【香り】沸点がトップだのミドルらのラストをきめる

いくつかMSDSからたどってBP (沸点)を並べてみた。

理論上は、ベルガモット→シダーウッドが、香り立ちのスピードということになる。


ベルガモット 沸点 159度
レモン 沸点 176度
ローズオイル 沸点 176度
スイートオレンジ 沸点 177度
ライム (press) 沸点 182度


ラベンダー 沸点 204度
ゼラニウム 沸点 250度~258度
イランイラン 沸点 264度


サンダルウッド 沸点 276度
シダーウッド 沸点 279度

と、並べてみて、つらつらかいていて、やっぱり腑に落ちない。

時々ラベンダーをトップノートにもってきていたり、イランイランをトップにもってきているものもみる。たしかに、モノの感じ方として、それもありだな、と思うこともある。イランイランはかんきつ系のトップノートとまざりあうと、ぴょーんと最初からつよく香るときもあるし、イランイランのエッセンスの取り方で、コンプリート(全部最後までとる)だと、重たい香りに感じて、ラストノートまで橋渡しするような香りになる。

だけどこうして沸点という観点だけで羅列しちゃうと、わりとはっきりグルーピングできてしまうんだけど、ローズはトップノートの部類だし(レモンとオレンジに挟まれてるよ)でもやっぱり、これはミドルノート(♡)として軸になる香りでしょう、って思う。

使う香料の構成によって、この辺は可動なんじゃないかなと思う。。。そうだとするとカテゴリーをわけるのがいい加減になっちゃうけど。でもまあ、香りはそういうものなのかな。

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