古い本ですが・・・まさに香りのレシピは、このことがテーマでした。
いいにおいの家っていいよね、ということ。
美味しいにおい。ケーキがやけるにおい。チキンがやけるにおい。
パンのにおい。ご飯がたけたにおい。お味噌汁。
お香をおいてみたり、たいてみたり。よい香りのバスソルトを使ってみたり。
みつろうのキャンドルを使ったり、自分で、香り入りのキャンドルを作って使ってみたり。
石けんや化粧水をつくることもできます。
季節のよい香りの花をちょっといただいて、抽出(というと難しそうにきこえるけど)したり、ドライふラワーを作ってみたり。
ベランダでちょっとしたハーブを育てて料理につかったり。
(料理に使う分量はバジル3枚とかタイム5本とかそういうレベルなので、ちょっとあると便利)
昔っから、こういうことが好きだったということが、遠い記憶からよみがえる。
小学校のとき、自分の誕生日が近くなると香りがしてくる金木犀が大好きで、ぐつぐつと金木犀をお鍋で煮たら香りをずっともっていられるのではないかと思い、実験をした。(もちろんできなかった)
小さい小瓶にはいった安い香水を宝物のようにずっと持っていた。
ヘクソカズラはみかけたら必ず分解してしまっていた。(その後、手がくさかった)
クチナシも、かならず手にとってにおいを嗅いでいた。
本当ににおいがする植物はことこまかくコドモ目線でチェックしていた。
高学年でポプリの本を図書館でみかけたら、「トースターの余熱で乾かす」という作り方を何度も試した。(たいていは失敗した。本当はレンジのほうがうまくいったハズ。この時代トースターのほうが一般家庭に普及していた)。
そうした、不気味な実験にたいして寛容だった母。怒られた記憶はない。
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