【作ったもの】パンと石鹸の関係


最近、ホームベーカリーの実力を再認識して、これでパンを作っている。

と、いうのも、私のホームベーカリーのデビューは、10年以上前の・・・ツインバードのもの。勢いで買って帰って、夜中にたたき起こされた。(ものすごく、ものすごく・・・驚くほどの音でパンをこねていた)あんなもの、夜中にそっと仕込んで朝たべるのを楽しみにするものではない。(起こされる)だから引越しのときに処分した。

しばらく持っていなかったのだけど、先々月、パナソニックのホームベーカリーが手に入ったので、じゃ、ドライイーストで。簡単なのから。と、食パンからまた初めた。

食パンって、やれ、スキムミルクやら、やれバターだ(バターならまだいい。マーガリンを使うことも多々ある)やれ砂糖だって結構いろんなものを準備が必要。マーガリンもスキムミルクもうちにない。でも、スキムミルクは普通に牛乳で。マーガリンはバターに置き換えたらなんだか上手に膨らんだ。(HBというのは計量と温度がうまくいけば失敗はほとんどない)

そのなかでフランスパンというコースがあり、これがまた実にシンプルでよい。
中力粉、塩、モルトパウダー、水、ドライイースト

これだけでOK。ときどきレーズンをいれたりする。

このパンで、ホットサンドを作ると、パンがもちっとしていて、本当においしい。
子どもがよく食べる。

で、しばらくドライイーストでやっていたのだけど、ちょっと上級の(時間もかかるしなんだか難しそうだ)天然酵母に手を出してしまった。これがまた、ネットでいろいろ調べたけど難しい。みんなオリジナルのレシピをもっているようだ。まず、意味がよくわからない。

近所に富沢商店があり、そこにはいつもお世話になっているのだけど、ホシノ天然酵母を入手した。

パナソニックによると、30g の天然酵母に60gの水を加えて生種というのをつくる。(それはHBが温度管理をしてくれる。24時間!)60gで1斤×3回分のパン種になるらしい。

勢い、できあがったその生種を使って、いつものフランスパンの分量を加える。あれ? でも何コース?? 天然酵母では食パンしか焼けないことになってる。これだとだめなの!?

よくわからないが、これで仕掛けて寝てしまった。
起きたらよい香りがしていた。

蓋をあけたら・・・ありゃ! 膨らんでないよ!
無理に取り出してたべてみた。なんだか不評。でも食べられないことはなかったのでその日の朝食にしてしまったけど。

いま考えると、たぶんね、砂糖をいれたほうがよかったのだと思います。そうすると発酵を助ける。
今日もういっかいやってみる。(まだデビュー戦なのです)

ドライイーストのフランスパンコースでやったほうがいいのか。天然酵母の食パンコースでやるべきか。(とりあえず思いつくことは全部やってみて膨らんだら成功ってことにしてみようと思います)

これをあれこれ考えたり粉のアレンジやら混ぜ込むものの変化などを考えていると、おや? 何かににていると思えば、それは、石鹸つくりではありませんか。

石鹸もつくり方がわかれば、あとは何をまぜるか? 油脂をどうするか? などでいろんな組み合わせができる。パンも同じ。

温度と季節が重要で、石鹸もパンもよくできる季節というのがあると思う。

ふわふわで少ない粉でぱっちりふくらんだ素晴らしいパンをつくる日本パン工場の技術ってすごいと思うのでした・・・

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