【本】香りの神秘



香りの神秘 根本幸夫 島田豊子 同友館

なんで香りなのか? 歴史上の美女にまつわる香り伝説が面白くまとめられていた。

ほかには体内から香しくなる方法やら。

P74 無臭や悪臭を嫌ったアラブ人は

「からだには香を、ほかはどうでもいい」

これは、ベドウィン人が空腹になってある家に世話になったときに言った言葉です。
食べ物よりも香りを。ごちそうになるにも、礼儀を忘れるなという意味から、ささいなことでごまかさず、大事なことをせよ、という意味になるといいます。

この言葉、なんだか印象深かったからふせんつけてしまった。

楊貴妃の兄の楊国忠は沈香や白檀で柱をつくり、麝香と乳香で壁を塗り、ボタンが満開のときに客を呼んで花をめでたと伝えられています
 想像しただけでも溜息のでる話です。


 

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